残念な選挙【おやじのつぶやき】

第47回 衆議院議員総選挙戦が幕を閉じた。

投票率が52%前後と戦後最低となる結果だった。
国民の半数が足を運ばずに終わったのです。
非常に残念で情けない結果でした。

消費増税先送りを理由とした解散の大義など
争点がつかみにくい選挙での異常な低投票率は
まさに安倍自民の思うツボだったのではないでしょうか?

更に選挙結果は、
与党の自民、公明が325議席で
定数の2/3を上回る圧勝で幕を閉じた。

これで安倍首相は
国政を担う新たな基盤を得てしまった。
つまり一党独裁の許可を国民から正式に得たのです。

我々国民は今回の選挙で
一党独裁を封じる最大のチャンスだったはず
過半数すら与えてはならなかったはずなのに
2/3以上を与えてしまったのです。

非常に残念な結果です。
ニッポンはどこへ向かうのでしょうか。

これで憲法改正の正式な手続きを踏むことなく
国の根幹をなす最高法規の問題を
国民に信を問うこともせず好き勝手に進めてしまうでしょう。

集団的自衛権の実施法も参議院に関係なく
成立することになるのです!

原発を徐々に推し進め
消費増税も当然引き上げるでしょう。
更に増税をあらゆるところで引き上げていくでしょう。

つまり我々国民は向こう4年間好き勝手行う
民主主義を全く無視した独裁政権に
その権利を与えてしまったのですよ!

国民のみなさんは本当にそれでいいのでしょうか!?

私がいいたい事は
この不安や怒りは言葉だけでなく
行動を起こしてほしいと言うことです。

明日の政治を変えるために立ち上がろうではないか。

国民ひとりひとりが
街頭で声を出して思いを伝えることも必要でしょう。

そう言った行動の自由は
我々民主主義の日本では保障されているのです。



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