政府の「身を切る姿勢」とは?【おやじのつぶやき】
ついに消費税8%が実施された。
増税前にはスーパーの広告に踊らされて
大量にまとめ買いをする主婦達の姿を
メディアは面白おかしく繰り返し報じていた。
ただ国民の半数位は消費税増税の代わりに
社会保障が改善されるものと信じている。
しかし実態は逆で、社会保障は後退している。
年金支給額が引き下げられ、70歳以上の1割負担が2割負担になり
国民年金保険料の引き上げを実施
負担増がずらりと並んでいるのだ。
さらに政府は、配偶者控除制度の廃止を進めている。
政府の考えは配偶者控除をなくせば
女性の社会進出が増える。
今後は女性の労働力を大いに活用する時代だ
と単純に考えているようなのだが、
要はこれも増税なのです。
専業主婦や、パートで満足な主婦には
逆に大きな打撃になるでしょう。
震災であれだけの原発被害を出しながら
政府は今現在、青森県の大間市で
大間原子力発電所を建設中なのです。
函館市は国と事業主体の電源開発を相手に
建設差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こすと言う。
誰もが函館市の決断を支持するでしょう。
そして誰もがそんな物に建設費を使うくらいなら・・・
という思いがあるのではないでしょうか?
そんな中、国民の理解を得るために
政府が続けてきた国会議員給与の2割カットが
なんと4月末に終了するのだ!
さらに衆院議員の定数削減の話も
未だ各党の調整が難航し、暗礁に乗り上げた状態だ。
国民の負担ばかりが増え
それを決め実施している政治家達の
自ら身を切る改革は全く進まずむしろ後退しているのです。
安倍首相は
「国民に負担を強いる以上、身を切る姿勢を示す」
と言った言葉を忘れてしまったのでしょうか?
これは明らかに我々国民への
裏切り行為ではないか?
これが私の言っていた
恐ろしい一党独裁の自民党政治なのです!
このような時こそ国民のみなさんは政治に感心を持って頂いて
正しい判断ができる国民になってほしいと願っております。