謙虚を信じたい選挙結果【おやじのつぶやき】
第48回衆議院選挙の結果が発表された。
やはりかと思う一方、躍進した野党も見られた。
票はやはり割れ、北海道でもそれは見られた。
2区、4区、9区、12区は票が割れ、自民党が勝利する結果となった。
もし、票が割れずに野党側に票が集まったとすれば
2区4区9区は自民党の票を上回る票数であった。
また、一騎打ちとなった1区、3区、6区、8区、11区では、立憲民主党が勝利を収めていた。
それだけ道民が独裁政治にNOという意識を持っているということだ。
この流れは、全国でもそのような流れは見えた。
投票率をみると、過去最低の前回に次ぐ投票率で53.68%になったとのことだ。
北海道は前回より増え、60.3%(前回56.35%)となり、
全国平均よりも約7%上と、道民の関心が高かったともいえる。
この結果を受け、安倍政権はどう見るのだろうか。
安倍政権は議席数だけを見て勝利した、国民が選択したなどと安易に捉えず
記者会見で述べたように、謙虚にその結果を受け止めてほしいと願っている。
私が危惧することが現実とならないことを祈るばかりで
家計・森友学園問題は説明は完了した。とされ
選挙戦では公約や演説では行わなかった改憲を国民が選択した。と改憲押し進める。
その様に、決めたいことを決めていくようでは結局、選挙前と変わらないのである。
投票率が前回より高かったとはいえ、それでも約半数の有権者が選挙へ行っていない現実がある。
総務省によると、選挙運動法定費用額は71億にも及ぶ。
その費用は税金である。
その税金を使って選挙が行われている。
有権者一人一人の税金である。
投票をしなかった半数の有権者の方々にも行かない理由もあるのだろうが、よく考えてほしい。
何も変わらないからといって選挙へ行かないのでは、何も変わらないどころか
自身の生活が変化することとなる可能性もあるのである。
政治に自分たちの声を届けるのは選挙なのである。
2019年には参議院選挙が控えている。
その間に日本はどのようになるのか、選んだのは有権者である。
安倍首相が今回の結果を受け、どのように捉えるのか。
一党独裁が続くとどのようなことが起きるか考えてほしい。
あの時、投票しなかったからと言っても手遅れだ。
国民の声を届けるのは選挙しかないのである。
有権者一人一人はもっと関心を持ち勇気ある投票を行ってほしいと願っている。
一人一人が足を運ぶことで結果は変わってくるはずである。
政治の在り方を決めるのは一人一人の有権者なのである。